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会長の末野です。

昭和グループへの入社おめでとうございます。

基本的にはこのよう様な挨拶で多くを述べても、中々覚えておいて貰えないものです。ですから今日は「社是」という言葉だけを覚えておいて下さい。会長が挨拶の中で、「社是」と言う言葉を大事にしていると言っていた事だけを どうか皆さんの記憶に留めておいて欲しい。この「社是」については皆さんはこれから何度も目にする機会があります。毎週月曜の全社朝礼では、この社是を全員で唱和します。

我が社はここ数年、必要に応じて、必要な能力を持つ人材を適時、採用するという極めて合理的な採用を行ってきました。それはそれでよい人材にも 恵まれ良かったのですが、やはり白紙から我が社の文化、伝統を引き継いでくれる社員も必要ではないかとの思いで、今年度より計画的に新卒採用を行って行く事になりました。

そして我が社の文化を大事に受け継いで言って欲しい。その我が社の文化、つまり「社是」というのは三つです。

まず一つは、社会にとって存在が不可欠な仕事、会社であると言うことです。何をやっても儲かったらいいというような仕事ではなく。 ちゃんと仕事を通じて社会や人に貢献するという事を大切にします。

二つ目は、信頼というものを大切にしています。これはとても難しい事です。信頼とか信用というのは築き上げるのは大変です。でも失うのは一瞬です。大変難しい事ですが、仕事を通じて信頼を受けられる様になることを大切にしています。

三つには、和と言う言葉です。会社は利益を上げていかなければなりません。しかし一方では根底に和と言うものを大切にする気持ちを忘れないでいたいと思っています。また社員の皆さんにも報いていく会社でありたいと思っています。会社としてはこのようなあり方でのぞんでいます。

同じように皆さんにも、これを自分に置き換えて考えて欲しいと思っています。職場において存在感のある役割を持てるか?仕事を通じてちゃんと貢献できているか?また上司、同僚から、得意先、仕入先などから信頼されるようになるか?古い言い方かもしれませんが奉仕の気持ちを忘れないでやれるか?

会社も先ほど述べたように社是を大事にしていきます。同じように是非、皆さんも社是にある我が社の文化を理解して頂くと共に、自分自身置き換え考えて頂ければと思います。

と云う事で簡単ですけれど挨拶とさせて頂きます。

 

2010年4月1日

昭和貿易株式会社
代表取締役会長
末野 明義

入社おめでとうございます。
我社にとって新卒の新入社員を迎えるのは、1999年以来11年前ぶりです。 溌剌とした君たちを同僚として迎える事になり本当に嬉しく思います。

昭和グループは、今なによりも若い力を必要としています。 昭和グループは6年前に会社として厳しい時期がありました。それを今日この入社式に出席している人々をはじめ多くの先輩社員と共に克服して来ました。そしてこの数年安定した素晴らしい業績を残せるようになりました。

今昭和グループは、第二の創業というべき時を迎えております。 再び大きく飛躍する時に来ております。その飛躍ができるかどうかは、私たち全員に掛かっています。

我社は1887年の創業ですが、現在の昭和貿易は三代目末野明が先程会長からお話をされた「社是」の下に先輩方と会社を作ってきました。

そして現会長とその同志達が同じ「社是」の下、商品開発や顧客開拓を行い、事業の幅を広げてきました。

この第二の創業期に入社した君たちもこの社是の3つの言葉をしっかりとバックボーンとして身につけてもらいたいと思います。

まずは、所属した組織で役立つように、努力し学んでください。
ただ、これまでの学校での受身の勉強とは違います。自ら攻めの勉強をして下さい。我々も、皆が一人前になるように精一杯の努力をします。

最後に、君たちの入社を心よりお祝いするとともに、その攻めの勉強が社会で役立つことを期待します。

 

2010年4月1日

昭和貿易株式会社
代表取締役 社長
末野 晶彦

それでは、社員を代表いたしまして 歓迎の辞を述べさせていただきます。新入社員の皆さん、本日はご入社 誠におめでとうございます。

さて いきなりではありますが、先輩社員として少し厳しい事を申し上げたいと思います。 皆様は就職活動を通じて、すでに ここ数年来の未曾有の不況という厳しい状況を実際にご経験され、その中を戦い抜かれて 今日(きょう)我が社にご入社されたものと思います。 その意味では、心身ともに精鋭であろう皆さんが非常に大きく たくましく見え、心強いばかりです。
しかしながら、企業間のビジネス競争は、皆さんが経験された就職活動とは比較にならないほど より厳しい容赦ないものであるということをご理解していただきたい、いや明日からでもすぐにご理解いただけることと思います。その競争に勝ち続けるには、社員一人一人の、勝ち抜こうという「強い意志」と「向上心」が必要です。

我が昭和貿易の社員数は決して多くはありません。ですから新入社員といえどもいつまでも足でまといでは困ります。一日も早く一人前の戦力なって頂く事が必要です。今日・明日から早速 集合教育が始まり、また各所属部署において色々な仕事/役割が与えられます。このとき、どのような仕事・役割に対しても常に真剣勝負で取り組んでください。
どうでもいい仕事など何一つありません。どのような仕事を通じても会社に貢献 するという意識を持って取り組んでいただきたいと思います。

社会も会社も常に変化をしていきます。まずは皆さんがその変化に対応できる心構えと能力を身に付けて下さい。しかしそれだけでは物足りません。2,3年の内にはもう一歩進めて、自らが変化・変革の中心となる人材に育ってください。
皆さんの若い感性や行動力で、大いに我々先輩社員を刺激して下さい。
共に会社を 更に繁栄させて行きましょう。現状に甘んじる事なく常に前のめりで突き進む人を私達は応援します。

我が社は今年で創業から134年目を迎えます。幾多の先輩方が様々な困難・苦難を乗り越えて今日の繁栄があり、私たちがいます。 皆様も今日から それを引継ぐ者の一人となります。そして我が社の未来を担う者でもあります。
是非とも昭和マン・昭和ウーマンとして100年を越える歴史を背負い、また誇りを胸に抱き、共に我が社の未来を築いて参りましょう。



問題が解決しなかった時はいつでも掛け込みOK!担当するドイツビールを冷やして待っています(笑)
社員代表・小塩課長

末野常務の乾杯でスタート
社長から社章の授与
盛り上がる歓迎会